バンコク発香港行きの機内で窃盗犯逮捕 乗客のクレジットカード盗む

香港空港警区、いわゆる「機内のスリ」対策を強化へ
香港警察は11月11日、タイ・バンコク発香港行きの旅客機内で乗客のクレジットカードを盗んだとして、中国本土出身の55歳の男性を逮捕したと発表した。いわゆる「機内のスリ(機艙老鼠)」による犯行で、空港警区が捜査を進めている。
事件の経緯
この便に搭乗していた2人の乗客が、座席上の収納棚に入れていた個人の所持品がなくなっていることに気づき、客室乗務員に通報した。
通報を受けて香港国際空港の警察官が到着し、調査の結果、男性のズボンのポケットから被害者のクレジットカードが見つかり、現行犯逮捕された。
事件は空港警区刑事調査隊第3チームが担当している。
機内盗難事件の再発防止へ
香港空港警区によると、最近、機内での窃盗事件が相次いでいるという。
警察は、香港空港管理局や航空会社、保安会社と連携し、情報に基づく取り締まりを強化する方針を示した。
主な対策は以下の通り:
高リスク路線・時間帯の特定と重点監視
航空会社との情報共有体制の強化
乗務員向け防犯講習会の開催
旅行者への注意喚起
警察は市民と旅行者に対し、次のように呼びかけている。
機内では常に周囲に注意を払い、手荷物には鍵をかけること。
席を離れる際は、貴重品や現金を必ず携帯するか、同行者に預けること。
降機前に持ち物を再確認すること。
警察は「窃盗は香港法で重大犯罪に分類され、有罪の場合は最長10年の禁錮刑が科される」と警告している。

