金鐘の名都酒楼、35年の歴史に幕 最後の一日、多くの客が惜別

開業35年、金鐘の統一センターにある「名都酒楼」が閉業。

最後の営業日となった本日、多くの来店客が飲茶を楽しみ、酒楼の看板や点心カートと一緒に記念撮影を行った。客の一人は「とても残念で名残惜しい。金鐘の伝統的な酒楼はすでに少なくなっており、こうした中華酒楼がもっと残ってほしい」と語った。

店内には「光栄なる閉業」と書かれた横断幕が掲げられ、行政会議召集人の葉劉淑儀氏や、全国人民代表の胡曉明氏も夜に訪れ、思い出を振り返りながら写真を撮った。

3万平方フィートを超える名都酒楼は1990年に開業し、今年7月に閉業を発表していた。

店舗跡は香港科技大学が引き継ぎ、大学側は教育関連の用途に活用する予定だ。