香港国際空港で約200万香港ドル相当の覚醒剤押収
香港海関は9月3日、
香港国際空港で約4キログラムの覚醒剤(アイス/メタンフェタミン)を押収し、
推定市場価値は約200万香港ドルと発表しました。
事件の概要
南アフリカ・ヨハネスブルクから到着した48歳の男性旅客の受託手荷物を検査したところ、
背負い袋内から覚醒剤と思われる結晶が発見され、男はその場で逮捕されました。
容疑者は危険薬物取引罪で起訴され、
事件は9月4日 西九龍裁判法院で審理予定です。
海関の警告
香港海関は次のように注意を呼びかけています:
「金銭目的で麻薬取引に関与したり、
他人に頼まれて物品を運ぶことのないよう十分注意してください。
物品の内容を確認せずに運搬を引き受けることは極めて危険です。」
また、リスク管理に基づき、高リスク地域からの旅客への検査を強化し、
越境麻薬密輸の摘発を徹底する方針です。
法定刑
香港の「危険薬物条例」によると、麻薬取引は重大犯罪であり、
有罪となった場合、最高500万香港ドルの罰金および終身刑が科されます。
情報提供
市民は以下の方法で匿名通報が可能です:
- 24時間ホットライン: 182 8080
- メール: crimereport@customs.gov.hk
- オンライン通報フォーム:eform.cefs.gov.hk/form/ced002

