全運会2025｜ホー・シーペイが女子200m自由形で金メダル

香港勢初の快挙、翌日は100m自由形で張雨霏と直接対決へ

香港代表のホー・シーペイ（何詩蓓／Siobhán Haughey）は、13日（木）に行われた全運会2025の女子200m自由形で金メダルを獲得した。これは香港代表として全運会水泳史上初の金メダルで、香港チームにとっても大会3つ目の金となる快挙である。

ホー・シーペイはこれまで東京五輪で100m・200m自由形の銀メダル、パリ五輪で同種目の銅メダルを獲得。2024年の世界水泳（長水路）では200m自由形で金メダルを手にし、香港史上初の世界チャンピオンとなった。短水路でも世界記録を樹立するなど、世界トップレベルの実力を持つ。

今回の全運会が彼女にとって初出場となるが、決勝では序盤からスピードに乗り、1分54秒85で優勝。電光掲示板に結果が表示されると、ホーは満面の笑みを見せた。

翌14日（金）朝には主戦種目の100m自由形の予選に再び登場。中国の張雨霏（ジャン・ユーフェイ）も同種目に出場しており、アジアのトップスプリンター同士による直接対決が大きな注目を集めている。

さらに16日（日）には50m自由形と50m平泳ぎにも出場予定で、短距離2種目でのパフォーマンスにも期待が寄せられる。