7件の投資・求人詐欺で1,520万HKDを資金洗浄 2名の男に45ヶ月・38ヶ月の実刑判決

香港警察(Hong Kong Police Force)は、投資詐欺および求人詐欺に関連するマネーロンダリング(資金洗浄)事件で、2名の男を起訴し、いずれも実刑判決が下されたと発表した。

両名は合計7件の詐欺案件に関与し、犯罪収益約1,520万香港ドルを処理した疑いで有罪となった。

判決:刑期20%加重、45ヶ月・38ヶ月の実刑に

被告2名は既に罪を認めており、警察は法廷に刑罰の加重を申請。

裁判所はこれを認め、刑期が20%延長された結果:

50歳の香港人男性:45ヶ月の実刑

34歳の内地男性:38ヶ月の実刑

が言い渡された。

【事件1】偽投資サイトによる詐欺、被害額1,260万HKD

2023年5月〜8月、4名の被害者が「偽の投資サイト・アプリを通じて投資を促され、利益を引き出せない」と通報。

被害額は 合計1,260万HKD。

警察の調査により、50歳の男が自身の銀行口座を利用し、約1,000万HKDの犯罪収益を資金洗浄していた疑いが判明。

2024年6月に逮捕され、その後「犯罪収益の処理(洗黒錢)」で起訴された。

【事件2】求人詐欺と投資詐欺による被害、総額440万HKD

2023年12月〜2024年1月、5名の被害者がオンライン求人詐欺や投資詐欺に遭い、440万HKD を失ったと通報。

34歳の内地男性は、5つの銀行口座で約520万HKDを資金洗浄したとして2024年5月に逮捕。

「マネーロンダリング罪」5件で起訴され、有罪判決を受けた。

警察の警告:銀行口座の貸与は犯罪

香港警察は市民に対し以下の点を強く警告している:

銀行口座や電子決済アカウントの貸与・売却は絶対に行わないこと。

詐欺グループへの協力は「欺瞞による財産取得罪」として 最高10年の懲役。

他人に口座を貸した場合でも 「資金洗浄罪(洗黒錢)」で最高14年の懲役+500万HKDの罰金 が科される可能性がある。

「安易な口座貸与がマネーロンダリングの温床となり、重大な刑事責任を負うことになる」と警察は注意を呼びかけている。