HSBC香港、興業銀行とクロスボーダー理財通で提携

HSBC香港は本日より、中国本土の興業銀行を「クロスボーダー理財通」プログラムにおける3行目の本土パートナーバンクとして追加したと発表しました。これにより双方は資源を共有し、強みを生かし合うことで、大湾区の住民に対し、より質の高い金融サービスを提供し、多様化する投資ニーズに応えていくとしています。

HSBC香港は、香港において唯一、本土の主要3銀行と提携する銀行となり、南・北向き双方の投資家にサービスを提供します。

HSBCによれば、興業銀行は本土のシステム上重要な銀行(SIB)に指定されており、コアTier1資本や資産規模では本土銀行の第8位に位置しています。今回の新たな協定により、HSBC香港と3つの本土パートナーバンクが「クロスボーダー理財通」を通じて南・北向投資家に提供する理財商品の総数は500以上に拡大。大湾区の個人投資家に、より幅広い商品選択肢を提供し、資産の多様化や国際化の目標達成を後押しするとしています。

「クロスボーダー・ウェルス・マネジメント・コネクト計画」 とは、

粤港澳大湾区(中国本土・香港・マカオ)内の個人投資家が、境界を越えて互いの地域で販売される金融・資産運用商品に投資できる仕組みを指します。

南向(Southbound):中国本土の住民が香港・マカオの銀行を通じて理財商品に投資するルート。

北向(Northbound):香港・マカオの住民が中国本土の銀行を通じて理財商品に投資するルート。

この制度により、大湾区の個人投資家は資産の多様化や国際化を図ることが可能になります。

SIB : Systemically Important Bank(システム上重要な銀行)