黒雨警報時の出勤対応|暴雨でも在宅勤務(WFH)は合法?

黒色暴雨警告信号とは?
香港の天文台が「黒色暴雨警告信号(Black Rainstorm Warning Signal)」を発令する場合、
それは非常に激しい雨が長時間続き、交通や公共安全に深刻な影響を及ぼすことを意味します。
そんな中、多くの会社員が思うでしょう。
「こんな雨の日でも出勤しなきゃダメ?」
「家で仕事したらダメなの?」
そこで今回は、香港労工処の最新指針と専門家の見解をもとに、
黒雨警報時の出勤・在宅勤務ルールをわかりやすくまとめました。
黒雨のとき、出勤しなければならないの?
香港労工処が定める《悪天候および「極端な状況」下の勤務ガイドライン》によると:
黒色暴雨警報や台風シグナル8号以上が勤務開始前に発令された場合、
雇用主は一般の従業員に出勤を求めてはならない。
つまり、「黒雨=出勤義務なし」。
安全を最優先にすべき、というのが基本方針です。
では、在宅勤務(WFH)は可能?
答えはYES!
しかも、事前に準備しておくことが推奨されています。
ガイドラインでは、雇用主に対して次のように求めています:
台風や黒雨時などに備えて、在宅勤務の可否を事前に検討する
警報解除後や通勤困難な状況でも柔軟に対応できるよう準備する
在宅勤務者の勤務範囲・業務内容・報告体制を明確にしておく
つまり、黒雨の日に「Zoomで会議」「VPNで社内システムに接続」など、
自宅から安全に仕事を続けられるようにしておくのが理想的です。
勤務中に黒雨が発令されたら?
勤務中に黒雨警報が出た場合の基本ルールは次の通り:
屋内勤務の従業員は、危険がなければ業務を継続
屋外や開けた場所での作業はすぐ中止して安全な場所へ避難
妊娠中・身体の不自由な従業員などは、安全確保を優先して早退を認める
コロナ禍で変わった働き方
コロナ以降、多くの企業が「Team A/Team B」制を導入し、
半分の社員は在宅勤務、もう半分は出社というハイブリッド勤務が一般化しました。
その結果、
「Zoomで会議できるのに、わざわざ出社する必要ある?」
という考えが広まり、企業もセキュリティやIT環境を整備。
WFHはもう“例外”ではなく、当たり前”になりつつあります。
法的にはどうなの?
労工処のガイドラインが守ろうとしているのは、
「従業員を危険な状況で通勤・勤務させないこと」。
自宅で安全に働ける在宅勤務は、危険な環境とはみなされません。
したがって、黒雨の日にWFHを命じることは合法です。
⚫︎ 黒雨や台風8号発令時は、出勤を強制してはいけない
⚫︎ 在宅勤務(WFH)は合法であり、事前準備が推奨される
⚫︎ 警報解除後も柔軟な勤務体制を取るのが理想

