香港、今年第1~3四半期の犯罪件数が前年比4.9%減 詐欺事件の被害額は564億円相当
香港では今年第1~3四半期(1月~9月)の全体の犯罪件数が66,585件となり、前年同期比で4.9%減少した。解決率は26.3%で、前年とほぼ同水準である。暴力犯罪は6,559件で、前年同期比16.4%減。
保安局長の鄧炳強氏によると、強盗、侵入盗、傷害、重度暴行、窃盗などの多くの犯罪が減少し、特に侵入盗や強盗、暴行事件は過去最低水準を記録したという。
一方、重大な麻薬事件は935件に上り、前年同期比9.6%の増加となった。そのうち約3分の1が依托咪酯(エトミデート)を含む事件であり、749件に達した。これに関連して919人が逮捕され、件数は約9倍、逮捕者は約7倍に増加。押収された依托咪酯入りのカートリッジは28万個に上り、前年比で5倍を超えた。
詐欺事件については、今年1~9月に32,142件が記録され、前年とほぼ同水準。被害総額は約564億香港ドルに達し、全体の約67%がオンライン詐欺によるもので、特にネットショッピング詐欺や求人詐欺の増加が目立った。

