香港 TCSP オンライン講座レポート

AML/CTF 対策、STREAMS 2、SAFE 手法の最新情報

弊社は、香港公司登記処(Companies Registry)が実施した

信託・会社サービス提供者(TCSP)向け反マネーロンダリング(AML)オンライン講座(2025/11/19)に参加いたしました。

香港での法人設立、銀行口座開設、または香港市場への進出を計画されている日本企業様や海外事業者に向けて、実務上重要となる最新情報を以下に整理しています。

1. 香港の AML / CTF 体制と TCSP の役割

講座では、香港の TCSP(Trust or Company Service Provider) が遵守すべき

AML/CTF(テロ資金供与対策)の基準が紹介されました。

主な要件:

  1. 顧客身元確認(KYC / CDD)
  2. 事業内容・資金ルートの確認
  3. 継続的モニタリング
  4. 記録管理
  5. 必要に応じた STR(疑わしい取引報告)の提出

2. 中介人(Intermediaries)の分類

(香港ビジネスに関わる専門家・弊社の資格)

AML 規制における中介人は以下のとおりです。

A. 金融機関

銀行、保険関連事業者(保険会社・保険代理店・保険仲介者など)

弊社も保険関連ライセンスを保持し、適切な範囲でサービス提供が可能です。

B. 専門サービス提供者

  1. 会計士
  2. 弁護士
  3. 不動産関連業者
  4. TCSP ライセンス保持者(弊社が該当、香港会社秘書サービス)

日本企業や海外企業が香港で法人を設立する際、最初の窓口となるのは通常 TCSP であり、

適切な審査と説明責任が求められます。

3. STREAMS 2:香港のデータ分析体制の強化

講座では STREAMS 2 によるデータ分析能力の向上が重点として説明されました。

STREAMS 2 が扱う主な情報

  1. 公開情報、住所データ
  2. デジタル足跡(IP・SSID)
  3. ソーシャルメディアの一般情報
  4. 仮想通貨関連データ

目的は、リスク評価の精度・効率向上 であり、

これにより香港の AML 審査の透明性がさらに高まります。

4. SAFE 手法:実務で使える照査フレーム

項目内容
Screen背景情報を確認
Ask必要な質問を行う
Find記録を照合
Evaluate総合評価・判断

弊社の総括(香港進出を検討する海外企業向け)

今回の講座を通じ、弊社として以下を確認いたしました。

1. 香港の AML / CTF 体制は国際基準との整合性が強化

透明性が向上し、海外企業にとっても安全性の高い環境です。

2. STREAMS 2 による情報整理の高度化

3. SAFE 手法は実務効率を高めるフレーム

企業とのコミュニケーションにも適した判断基準です。

香港進出企業向けまとめ

香港の AML/CTF 規制は適切に整備されており、

通常のビジネス活動を行う企業にとって過度なリスクはありません。

  1. 必要書類整理
  2. 事業内容の明確化
  3. 資金ルートの説明

これらを整えていただければ、香港での会社設立や銀行口座開設はスムーズに進みます。

弊社は

TCSP ライセンス

保険関連ライセンス

会社秘書サービスの専門知識

に基づき、

香港進出を目指す企業様を丁寧にサポートいたします。