入境処、31名のベトナム人不法入境者を送還

入境事務処(入境処)は9月26日、
31名のベトナム国籍の不法入境者を本国へ送還する行動を実施しました。
今回送還されたのは、男性19名・女性12名の計31名で、
全員が香港で強制送還阻止申請(免遣返申請)を行っていましたが、いずれも認められませんでした。
また、一部の者は香港で刑事犯罪を犯して実刑判決を受け、刑期を終えて釈放された後の送還となります。
入境処の方針と新しい送還政策
入境処は、
「免遣返申請が認められなかった者をできる限り速やかに送還し、
有効な出入境管理を維持するとともに、公共の利益を守る」
という方針のもとで活動を続けています。
申請者が高等法院原訟法廷(High Court Court of First Instance)で
司法審査請求を棄却された時点で送還手続きを実行できるようになり、
これにより送還の効率化と実施の迅速化が進められています。
今後の取り組み
入境処は今後も、
不法入境者やオーバーステイ(逾期滞在者)の送還手続きをさらに迅速化し、
実際の状況や必要に応じてあらゆる適切な措置を講じ、
速やかに香港から退去させる方針を継続していくとしています。

