日本産水産物の放射線検査状況(香港)

日本政府による福島第一原発処理水の海洋放出を受け、

香港の食物環境衛生署署長は「食品安全命令」を発出し、

日本の10都県(東京、福島、茨城、宮城、千葉、群馬、栃木、新潟、長野、埼玉)からの

水産物・海塩・海藻類の輸入を禁止しています。

放射線検査の実施状況

禁止対象外の日本産水産物については、

食物安全センター(CFS)が放射線レベル検査を実施し、

安全基準を満たしたもののみ市場に流通させています。

  1. 9月5日正午〜9月8日正午までの3日間に、
  2. 315件の日本産食品サンプル(魚介類・海藻・海塩)を検査し、
  3. すべて基準値内で安全でした。
  4. 詳細:CFS「日本輸入食品管制措置」

本地漁業・環境放射線監視

同期間に漁農自然護理署(AFCD)は、

100件の本地産水産物サンプルを検査し、すべて合格。

詳細:AFCD放射線検査情報

また、香港天文台も本港海域の環境放射線レベルを強化監視しており、

異常は確認されていません。詳細:香港天文台 海水放射線監測

機関検査対象検査件数結果
食物安全センター日本産食品         (魚介類・海藻・海塩など)163,767件         (うち水産関連107,114件)全件合格
漁農自然護理署香港産水産物37,050件全件合格