香港国際空港「易泊飛(イーパーフライ)」駐車場、11月15日オープン

― 入境不要で30分直行! 大湾区から空港への新しい乗り継ぎ体験 ―
香港空港管理局(AAHK)は、中国本土およびマカオの旅行者向けに、港珠澳大橋香港口岸の隣に位置する乗り継ぎ専用駐車場「易泊飛(Easy Park Fly)」を2025年11月15日に正式オープンすると発表しました。
この施設を利用することで、入境手続きなしで空港へ直行できるようになります。駐車後、接続バスに乗るだけで、わずか30分で海天中転ターミナルに到着。香港空港を経由する大湾区の旅行者にとって、まさに「無縫(シームレス)な乗り継ぎ」が実現します。
全自動のスマート駐車システム駐車場は全自動化システムを採用。ドライバーは指定された位置に車を停めるだけで、システムが自動的に車両を駐車スペースへ移動します。
旅客は隣接の待合室で待機し、約5分で空港「海天中転ターミナル」へ直行するシャトルバスに乗車できます。
搭乗手続き(チェックイン・手荷物預け・保安検査など)は同ターミナル内で完結するため、香港への正式入境は不要です。
駐車台数と運用スケジュール
初期段階では1,800台分の駐車スペースを提供し、年内に全区画を稼働させる予定です。
利用状況に応じて、最終的には6,000台まで拡張する計画もあります。
中国本土向けの予約プラットフォームではすでに約400件の登録があり、運用初期には1日あたり約100台の利用が見込まれています。
マカオ向けの予約プラットフォームも、今月中に開設予定です。
料金と利用条件
- 最長駐車期間: 30日間
- オープン記念キャンペーン(〜2026年2月末まで)
- 最初の3日間:合計HK$100
- 送迎(出発・到着):各HK$100
- キャンペーン終了後
- 最初の3日間:合計HK$470
- 以降1日あたり:HK$256
- 送迎:各HK$200
利用対象と流れ
対象は、港珠澳大橋を利用して香港空港から出発・到着・乗り継ぎを行う中国・マカオの旅行者。
- 駐車後、自動システムが車を指定スペースへ移動。
- 旅客は待合室で待機。
- シャトルバスで約5分、海天中転ターミナルへ。
- チェックインや保安検査を同施設で実施。
- 帰国時も、バスで駐車場へ戻り自動システムで車を受け取る。
今後の展望
空港管理局・海陸輸送管理総経理の陳志豪氏は、
「易泊飛は管理局が全額出資・運営するもので、大湾区の旅客に快適で効率的な乗り継ぎ環境を提供することを目的としている」
と述べています。反応が良ければ、第2段階として3,000台分に拡張し、最終的には6,000台規模まで増設を予定しています。
「易泊飛」は、入境手続き不要・完全自動化・短時間アクセスという3つの特徴を兼ね備えた、香港空港の新しいインフラです。
今後は、大湾区と世界をつなぐハブ拠点として、さらに多くの旅行者に利用されることが期待されています。

