香港・何文田駅A出口の案内表示変更が話題に

港鐵、住民の声を受けて「朗賢峯」単独表記から修正
香港九龍城地区にある港鐵(MTR)の何文田駅A出口で案内表示が変更され、地元住民と物件関係者の間で議論を呼びました。
出口案内板の表示が、従来の「愛民邨/何文田邨」から、新たに上蓋マンション「朗賢峯(On Mantin)」のみの掲示に変更されました。
これに対し、長年駅を利用する愛民邨や何文田邨の住民から「公共施設の案内が商業物件優先になっている」との批判が相次ぎました。
その後、港鐵は表示を再修正。11月11日付で案内板を「何文田邨/愛民邨/朗賢峯」と三者併記に改めました。
港鐵の説明
港鐵によると、案内表示は出口近辺の「最新のランドマークや建物」を基準にして更新しており、今回の変更もその一環とのことです。
一方で、住民や議員などさまざまな関係者の意見を受けて、より多くの市民のニーズに応える形で再修正を行ったと説明しています。
住民・利用者の声
愛民邨や何文田邨の住民からは、「長年慣れ親しんだ地名が消え、案内がわかりにくくなった」といった不満が寄せられました。
一部の議員からは、「公共案内表示には地域性や歴史を考慮すべきであり、商業目的を優先するのは適切でない」との指摘もありました。
今後の対応
港鐵は今後も駅内の案内表示や情報システムを定期的に見直し、駅周辺の都市開発や交通環境の変化を反映させる方針を示しています。
今回の変更は、利用者にとってよりわかりやすく安全で快適な駅環境を整える取り組みの一環とされています。

